こんにちは。
教職経験10年の中学校教員、よしよしです。
特別支援学級と通常学級両方で担任経験があります。
特別支援学級に配属が決まった先生方へのおすすめ書籍の紹介です。
「特別支援学級への配属前に知るべき特別支援学級の様子や授業や学級づくりのポイントはなんだろう?」
「何か事前に勉強できる本はないかな?」
そんな先生方に、おすすめの書籍第一弾はこちらです!
それでは、書籍の紹介です!
おすすめポイント3選
①特別支援学級の1年間の見通しがもてる
書籍の流れが、学校の1年間のスケジュールにそって月ごとに示されています。
そのため、どの時期に、どんなことを行っていくかの見通しがもちやすいです。
私も配属前の不安な気持ちがやわらぎました。
1章「三月ー環境を整備する」から始まり、12章「二月ー卒業式と次年度への引継ぎ」で終わります。
2学期の途中から勤務が始まった時(産休代替)、いつ頃に、どんなことをどんな留意点で準備や実践するかが分かり、心強かったです。
②配属前や働いている最中にも、知りたいポイントをテーマ毎に確認できる
本書は、他にも各章に特別支援学級で働く上で役立つテーマが割り振られており、
第1章「三月ー環境を準備する」
第2章「四月ー授業づくりの基礎」
第3章「五月ー学級づくりのヒント」
第4章「六月ー保護者との関係作り」
といった具合に、自分が悩んでいるテーマから、情報を得ることがができます。
配属先の学級の流れが異なる場合や、年度途中からの配属でも、自分が必要なテーマについて学べます。
③具体的なイラストや写真で学級や授業の様子がイメージできる
本書は岡山大学教授で「障がい児教育臨床」が専門の佐藤暁(さとう さとる)先生が
実際に現場の先生方の実践の提供を受け、
初めて、特別支援学級をもつ先生やまだ経験の浅い先生に、学級づくりと授業づくりの基本をお伝えしよう
入門特別支援学級の学級づくりと授業づくり「まえがき」より
という思いで作られた書籍です。
・実際に子供たちが使う教室の配置図
・掲示物の工夫点
・授業の様子やイラスト
など学級の様子が、イメージできる画像やイラストがたくさん盛り込まれています。
授業や学級づくりが具体的に、どのような点に気をつけて、行っていくのかイメージしやすいです!
補足:この本をオススメできない人
◆とにかく詳しく、授業や障がいの特性について知りたい人
◆法律や制度、医学的に詳しい定義等を知りたい人
◆特別支援学級の、1年間の流れや指導上の留意点が容易にイメージできる人
以上の先生方には、また別の書籍をおすすめいたします。
まとめ
今回の記事では、
「特別支援学級への配属前に知るべき特別支援学級の様子や授業や学級づくりのポイントはなんだろう?」
「何か事前に勉強できる本はないかな?」
といった疑問をおもちの先生方に、
・特別支援学級の1年間の流れの見通しがもてる
・配属前や働いている最中にも、知りたいポイントをテーマ毎に確認できる
・具体的なイラストや写真で学級や授業の様子がイメージできる
以上の3点から、「入門特別支援学級の学級づくりと授業づくり」をご紹介しました。
以上、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また!