こんにちは。
教職経験10年の中学校教員、よしよしです。
特別支援学級と通常学級両方で担任経験があります。
今回は、特別支援学級や通常学級で働く初任者の先生方へのおすすめ書籍の紹介第6弾です。
「念願の教師になったけれど、初任者としてどんなことに気を付けて仕事をすれば良いのだろう?」
「教師の仕事がブラックと言われるけれど、長く続けるため一年目はどんなことに気を付けて過ごせばいいのだろう?」
そんな疑問をもつ先生方に、おすすめの書籍はこちらです!
①初任者としての大切な心構えが分かる
②必ずやっておきた新年度・新学期の準備が分かる
③ここだけは押さえたい学級経営のコツが分かる
それでは書籍の紹介です!
おすすめポイント3選
①初任者として大切な心構えが分かる
本書の序章、「最初の1か月でみにつけたい仕事の基本」にて
新卒教師が身につけるべき仕事の基本が紹介されています。
◆序章の内容一覧
序章の内容を項目毎に、タイトルを抜粋で紹介します。
ステップ①まずはマネて、マネて、仕事を覚える
ステップ②教師の仕事はノート1冊にすべてまとめる
ステップ③教師の予定は手帳1冊にすべてまとめる
ステップ④提出物は満点でなく、50点でいい!
ステップ⑤職員室の整った机や教室環境で信頼を築く
ステップ⑥同僚の先生からしんらいされる「ASKの原則」
ステップ⑦「お先に失礼します」が言える教師になる
以上です!
新卒の教師が身につけておくべき、仕事の基本が網羅されています。
私は数年経験をしてから、この書籍を知りましたが「新卒の時に読みたかった!」と心の底から思いました。
ステップ①まずはマネて、マネて仕事を覚える
教員として働き始めると実に多種多様な仕事の種類に圧倒されることも…
◆授業準備や授業中の指導・修正
◆生徒との関係構築や個別指導
◆学級づくりの方法
◆保護者対応
◆書類の作り方 などなど
「最初の10年はモノマネの期間!」という言葉に、ハッとよしよしも「ハッ」としました。
ステップ②教師の仕事はノート1冊にすべてまとめる
とにかく教師の仕事は提出文書や行事が多いです。
「これらの仕事をさばくために仕事内容をノート1冊にまとめる」
ことが抜け漏れを防ぎます!
加えて文書管理についてはファイルで管理することも大切です。
・配布文書
・提出文書
の二種類に分けて管理します。
※留意点※
配布文書は枚数が増えてきたら、項目別(行事文書や学年関係文書)に
徐々に分けていきます!
このように取り組むことで、仕事の抜け漏れを防ぐことができ
結果的に効率的に仕事を進めることができます!
よしよしはビジネス書(仕事術)を初任のころに多数読み込み、内容によってノートを分ける取り組みなどもしましたが、最終的には1冊のノートに情報がまとまっている方法が一番と感じています。
ステップ③教師の予定は手帳1冊にすべてまとめる
ノート1冊に情報をまとめることに加えて
「手業がなければ、教師の仕事はスムーズに進められない」
と断言されています。
予定と仕事の状況が分かる手作りのフォーマットが示されており
1,2か月先の予定まで先取りすることの必要性もわかります!
加えて、手帳に反省や気づきをメモする習慣を作ることで
教師としての力量が形成されていきます。
よしよしも色々な方法を試し、今は既存の手帳のフォーマットを活用し、常に手帳を携帯しながら仕事をしています!
ステップ④提出物は満点ではなく、50点でいい!
「あとでいいや」と後回しにしてしまいこむと
とくに整理整頓が苦手な先生は、
「どこにしまったか分からなくなり、締め切りまでに提出できません」
そして、その結果
「あの新任はだらしない先生」
とまわりの先生からレッテルを貼られるようになってしまいます!
そうならないための心構えとして・・・
「提出物は50点でいい!」
と
割り切って、早めに出すことが大切です!
初めから完璧なものを遅れて出すのではなく、
不完全でも期日を守って早めに書類を出すことが重要です!
そのためのポイントとして、
①もらったその日のうちに書けるものは書いて提出する。
②手帳に、調査する日と締め切り日の両方をきちんと書いておく(アンケートなど)。
上記を意識して、締め切りを守ることで、周囲からの信頼を築くことができます!
よしよしも書類提出には、時間がかかったり締め切りを過ぎてしまった苦い記憶があります。指導教員から「拙速」(つたなくても良いから速くだす)を意識することの大切さを教えてもらい、少しずつ改善していきました。
②必ずやっておきた新年度・新学期の準備が分かる
新卒教員として勤務がスタートしてすぐに、新年度がやってきて慌ただしい中で
始まります。
そんな中でも、新年度が始まる前に、準備しておくべきことが
「必ずやっておきたい新年度・新学期の準備」として示されています。
第1章の内容一覧
①忙しい始業式は、まずこの5つを抑えよう
②学級づくりは「教室設営」と「子供対応」から
③子供の居場所の確保が教室設営の役割
④子供の名前は3日で覚えよう
⑤初任の先生がよくつまずく失敗を乗り切る!
「忙しい始業式で押さえる5つのこと」
まずは「忙しい始業式で押さえる5つのこと」です
◆「始業式の前日までにやること」
①自己紹介(着任式で全体に挨拶する)。
②クラスごとになったときの簡単な挨拶を考えておく。
③学級名簿の確認(呼名をして、出欠席を取る)。
④配布するプリントを確認(学校だよりなど)。
⑤明日のことの連絡(持ち物などの準備など)。
以上を押さえると安心して始業式を迎えられます。
◆「教室で行う5つのこと」
次に、「教室で行う5つのこと」です。
①黒板に名前を書いて、簡単な自己紹介。
②名前を呼んで、出席を取る。
③明日のことを連絡する。
④プリントを配布する。
⑤さようなら(時間があれば挨拶したあとに、じゃんけんゲームで勝った子どもから返るようにすればいい。)
◆子供たちとの出会いで、押さえておきたい5つのこと
次に、「子どもたちとの出会いで、押さえておきたい5つのこと」です
押さえておきたい5つのこと」
①笑顔で子どもたちへ語りかけること。
②子供たち全体の顔を見て、話しかけること。
③教師として毅然とした態度でいること。
④子どもたちの名前は事前にきちんと確認しておくこと。
⑤明日の予定や持ち物を伝えること。
①~③は難しいので、すぐにはできませんが、繰り返し意識してできるようにすることが大切です。
安心して、始業式や生徒を迎えられるよう、準備をしていきましょう。
③ここだけは押さえたい学級経営のコツが分かる
本書の第2章では1年目の先生に向けた「学級経営のコツ」が理解ができます!
第2章の内容一覧
①返事・挨拶・後始末ができる子どもに育てよう
②朝の会・終わり会は10分以内で!
③給食当番の準備・片付けは素早く
④きちんとしとた給食当番で学級崩壊を防ぐ
⑤素早く終わらせる掃除の方法とは?
⑥1か月連絡帳チェックで忘れ物をゼロに
⑦全員参加の係・登板をつくる
⑧4月の「学級づくり」で1年間が決まる
⑨8割の子どもを味方にして、学級崩壊を防ぐ
⑩クラスを支える「ルール」をつくろう
⑪学校生活の一日を「見える化」する
⑫「縦糸・横糸」張りで子どもたちと関係をつくる
⑬「縦糸・横糸」張で1学期末の点検をする
それでは、見ていきましょう!
ステップ①返事・挨拶・後始末ができる子どもに育てよう
京都大学出身の教育学者として有名な森信三先生がおっしゃっている、しつけで3つのことができればあとは自然とできるゆになるとおっしゃっています(『一語千釣』寺田一清、父出版社)。
①「はい」とはっきり返事ができる子どもにすること。
②挨拶ができる子どもにすること。
③席を立ったら必ず椅子を入れ、履物を脱いだら必ずそろえる
子どもにすること。
以上がしつけの芯になります。芯ができていなければ、それ以上のことはできないのです。という言葉を忘れずにいましょう。
ステップ2「朝の会・終わりの会は10分以内で!」
◆朝の会・終わりの会で大切なこと◆
①朝の会は、1時間目に食い込まないようにする。
②朝の会も終わりの会も必ず10分以内に終わるように
プログラム化する。
③終わりの会は絶対に長く伸びることがないようにする。
初めは難しいかもしれませんが、教師が時間を守る姿勢を示し続けることで、生徒も時間を大切にできるようになってきます。
この本をオススメしない先生
ベテランの先生や自分の指導に絶対の自信がある先生
本書は、主に教師になって1年目の先生に教師としての仕事への向き合い方や学級経営の仕方などを具体的な事例を交えながら紹介しています。
そのため、すでに、教職経験が長く授業や学級経営等に関する知識や力量が豊富な方には、「そんなこと、もう知っているし当たり前にしているよ。」
と感じる部分があるかもしれません。
一方で、私も教職歴10年を超えましたが、自分自身の力量の点検や後輩の新卒の先生方への助言等の際に、読み返して参考にしています。
紹介して気になる項目があった先生はぜひ一度書籍をご覧ください。
著者の簡単な紹介
この書籍の著者である、野中 伸行 先生の簡単な紹介は以下の通りです。
◆職業:元横浜市立小学校教諭。初任者指導アドバイザー
◆著作:
①「教師1年目の教科書」シリーズ
例)・『新卒時代を乗り切る!教師1年目の教科書』
・『ここだけは押さえたい!教師1年目の授業づくり』
②その他の書籍
例)・『学級経営力を高める3・7・30の法則』
・『最終講義』等多数
補足【さらに興味のある先生へ】
【野中信行先生のおすすめ書籍】
『最終講義』
『ここだけは押さえたい!教師1年目の授業づくり』
『学級経営力を高める3・7・30の法則』
どの本もおすすめですが、野中先生の集大成のご著書である『最終講義』は初任の先生に限らず、どの先生にも特におすすめの書籍です!
まとめ
まとめです!
今回の記事では、
「念願の教師になったけれど、初任者としてどんなことに気を付けて仕事をすれば良いのだろう?」
「教師の仕事がブラックと言われるけれど、長く続けるため一年目はどんなことに気を付けて過ごせばいいのだろう?」
という先生方に対して、
①初任者としての大切な心構えが分かる
②必ずやっておきた新年度・新学期の準備が分かる
③ここだけは押さえたい学級経営のコツが分かる
上記のおすすめポイント3選から
をご紹介しました!
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それではまた!




